《インタビュー》目標達成のために一緒に進んでいく。 女子プロ野球リーグのLINEを使った拡販やイベント施策

目標達成のために一緒に進んでいく。LINEを用いた女子プロ野球リーグの拡販やイベント施策

株式会社わかさ生活 様
京都府京都市下京区に本社を置く。CMでお馴染みの「ブルーベリーアイ」という商品を主要としたサプリメント及び化粧品等を取り扱う企業。2009年8月17日に女子プロ野球リーグを創設、日本女子プロ野球機構(JWBL)を運営している。
http://www.wakasa.jp/https://www.jwbl.jp/

代表取締役社長 角谷 建耀知 さま
経営組織本部 阿部 直矢 さま
マーケティング本部 三島 健太 さま

女子プロ野球リーグを立ち上げたきっかけと想い

菊池:わかさ生活様は現在、女子プロ野球リーグ立ち上げという新しい試みを行なっていらっしゃいますが、こちらの立ち上げ経緯や想いについて教えていただけますか。

角谷:私の出身地である兵庫県丹波市へ行ったときに、たまたま女の子が野球をしているという話を聞いたのがきっかけです。私自身、野球が大好きだったこともあり、観に行きました。その中で驚いたことが2つありまして、
1つは女子高校生選手のプレーが非常に上手であること。
もう1つはこれほど上手なのに観客が50人程しかいなかったこと。
上記がとても印象的でした。

その日は、球場で直接選手たちと話す機会があり、“高校卒業後も野球を続けるのか?”と聞くと、選手のみなさんは、“続けない“と言います。なぜなら、そのような環境がないから。ということでした。
こういった経緯で女子野球に興味を持ち始め、最初に大会運営費の支援等を行いました。

また、同じ時期に丹波市の隣、福知山市にある成美学園という学校の再生を依頼されました。私も企業人なので学校の再生という新しい分野の勉強がしたくて、3年の間は無償で協力をすることになりました。

その時の学校再生のポイントとして掲げたことが2点あります。

1点目は、教育という面でフィンランドの読解力を参考にすることです。当時学力の世界ランキング(PISA)でフィンランドは3部門(数学、理化学、英語)で1位でした。私も当時毎年のようにフィンランドに行っていたので分かるのですが、フィンランドの教育は日本にはないもので、重要視しておりました。
日本の教育は受験がゴールになってしまっているので、社会に出てからはあまり役に立ちません。それに比べフィンランドはしっかり考え方の基礎を学ぶことができます。参考にしたポイントはそのような教育面です。

そして、学校再生において掲げた2点目のポイントは、先ほどお話した経緯から女子の野球部を作ることでした。

当時、女子の全国大会に出る硬式野球チームが、埼玉県に2校、東京都に2校、鹿児島に1校の合計5校しかなく、関西には1校もなかったのです。つまり、関西で野球をしたい女の子たちは地方へいくしか手段はありませんでした。

そんな状況ですので、関西に女子野球部を作れば学校に人が集まるだろうと考えたのです。監督もW杯でキャプテンをやっていた女性に頼むことにしました。

さて、いざ運営を開始したものの最初は部員が2人しか集まりませんでした。取り組みが遅れたことが原因であったと考えています。
そのため翌年からは広告も出し、結果的には20名程度が集まり、現在では100名を超える団体になっています。母集団が増えれば、今度は女子野球部員たちの目標を作ってあげなくてはいけないと考えるようになりました。環境がないことを理由に、野球を続けられない子たちの為に、女子の中でも野球を職業にする人を作らなくてはいけない。

最初は、クラブチーム等にお願いをしていましたが、男子の中で女子が試合をするのは危険だからという理由ですべて断られてしまいました。なので、もう自分たちで作るしかないと思い、女子のプロリーグを立ち上げたのです。
人数がどの程度集まるかも分からず、手探りの状態でしたが、募集をしてみると130名を超えるエントリーがあり、その中で30名が合格。15名の球団を2つ作って、ついに女子プロリーグ1年目がスタートしたのです。
その後、広がりは成美学園だけでは収まらなくなり、京都でもどんどん女子野球部を作りたいという声をいただけるようになりました。

女子プロ野球設立という新たな市場の創出と今後のビジョンについて

菊池:今までプランがなかったものを0から作るのは反対意見等も多かったのではないかと思うのですが、そういった苦しい時期もありましたか?

角谷:たくさんありますね。毎年、もうやめたいと思ってしまう時もあります。

菊池:どのように奮起して取り組まれているのですか?

角谷:やはり最初に自分が掲げた目標のためですね。これは私の個人的なことですが、何か始めたら10年は続けるという子供の頃から持っている信念があります。
やり続けていれば応援してくれる人も増えますしね。今回掲げた目標は人の持っている夢を応援してあげることです。今回の女子プロ野球設立も、野球をやり続けたいけどできる環境がないという女子高校生の想いから来ています。
このような夢を共有することで、私は人生2つ分得したような気持ちになりますね。

菊池:そうした取り組みを経て、球団もどんどん増えて来ていると思いますが、今後のビジョンはございますか?

角谷:今はわかさ生活1社で運用していますので、球団を持っていただく企業様が増えればいいと思います。現在4球団を運営していますが、その4球団をそれぞれ運営したいという企業様がいれば、譲渡していきたいと思っています。あとは、女子高校野球の決勝だけでも甲子園でさせてあげたいですね。

集客をするために行った施策は“LINE @”。導入に至った理由とは

菊池:利益よりもこの市場をいかに成長させていくかというところなんですね。そのような中で、そもそもなぜLINEというツールを使っていこうとお考えになったのですか?

阿部:女子プロ野球をどのように広めて行くかと考えた時に、サイトやFacebook等がありましたが、それぞれが活用できていなかったです。
LINEアカウントもありましたが、更新はストップしていて、全部が中途半端になっていました。そんな時に、ちょうど通販の事業部でLINEを活用し始め、5000、6000と友だちが集まって来ているという話しを聞きました。

野球の方でもなにかLINEを活用できるのではないかと検討していた時、たまたまギブリーさんを見つけたのです。最初は、営業活動としてLINEをどうしていくかという話しをさせていただきましたが、近く野球の大きなイベントを行うという話をしたところ、いまに発展しているのかなと思います。

なので、もともとLINEを使っていこうと思っていたというよりは、ファンの方に知ってもらう場を作れないかなと考えていたところ、タイミングよくこういったご縁ができたのかなと思っています。

「コミュニケーション」を重視するギブリーの「一緒にやっていく」姿勢がLINE@運用を任せた決め手

菊池:弊社と契約をしていただくことになった決め手はありましたか?

阿部:ギブリーさんの商談の場は、先に弊社の目標を共有して、数字を達成させるためにこのように一緒に進んでいけて、そのためにこういう費用がかかりますよという説明だったのが印象的です。

通常、新しい取引先との商談のときは、“手法としてこのようなことができます、それにいくらかかります!”というような話しになりがちなのですが、ギブリーさんはあくまでも“一緒にやっていきましょう!”というお話しの仕方だったところが、他の会社とは違うところだったと思います。

角谷:私も、今阿部が言ったように、”一緒にやりますよ。”と言っていたのが印象に残っていますね。

阿部:そういう会社って、実はあまりないんですよね。
いつも、“いくらかかります、やるかやらないか決めてください。”みたいな感じです。そうではなくて”共にやりましょう”というような姿勢が本当に嬉しかったです。

菊池:運用自体はまだ始まったばかりだとは思うのですが、始めてみた印象はいかがですか?

三島:実際これから数字も見ていかなくてはいけないので、長い目で運用はしていきたいのですが、配信1つ1つに対して何を目的にやっていくかってところは常に明確にしていきたいです。
その際、ギブリーさんはコミュニケーションを多くとっていただき、こちらの要望を元に形にしていただいていると感じています。

菊池:先日、私も始めて女子プロ野球の観戦に行かせていただいたのですが、かなり熱いお客さんも多いですよね。特にLINEの運用を始めた前回の試合は集客がうまくいったと伺いました。この時はどのような施策を行なったのでしょうか?

角谷:お客様が参加できるキャップトスのイベントや仮面女子さんのスペシャルライブなどは行いましたね。いつもはイベントなどが終わると帰ってしまうお客様も、今回は最後まで試合を見てくれる方が多かったのが印象的です。

今後はLINE@を活用し、球場に来れなかった人も楽しめる一体感のある場を提供していきたい

菊池:今後はLINE含め、いかにファンを増やしていくか。且つ、ファンクラブ会員の継続率をどのように上げていくか。といった部分が重要になってくると思います。
ギブリーに対して、期待しているところなどあれば教えてください。

角谷:ファンの方達とどう繋がりを持って行くか、といったエンゲージメントを高める施策は確立できていないので、引き続きLINEを通じた様々な施策を提案していただけると嬉しいです。

阿部:球場にいない方も参加できるような企画が実現できれば良いですよね。アプリ等を活用すれば、そのような事も可能だと思うのですが、LINEでもやっていきたいです。LINEで集客を行い、集めた母集団に対してどのようなことができるのか、ということは日々模索していきたいです。

三島:具体的に今考えているのは、球場にいる人はもちろん、中継を見ている方、速報を見ている方なども参加できるような企画です。
例えば試合の最後にヒロインインタビューというものをしているのですが、LINEを活用し、ヒロインをリアルタイムの投票で決めていく等の企画です。LINEの友だちになってくれた方のインセンティブにもなりますし、お客様が参加したものが目に見える形で出てくるので一体感も生まれると思います。
そしてそれができれば直接球場に来られない方も楽しめるのではないかなと思っています。

菊池:ご意見ありがとうございます。直近の課題解決はもちろんですが、将来的な夢も一緒に追えるように頑張ってまいります!

わかさ生活様とお仕事をさせていただいて感じることは、角谷社長をはじめ、目標に対し純粋に挑戦し続けていらっしゃる皆様の姿勢と、施策に妥協しないためにアウトソーシングすべきところは任せていく意思決定の速さです。
KPIである「新規ファンクラブ会員の獲得数」と「既存会員の継続率向上」に寄与できるよう、頑張ってまいります。

【インタビュアー】Givery 菊池
LINE@の詳細な活用事例を知りたい方は以下の資料からご確認ください。

LINE活用事例集

各社の成功事例とミュニケーション課題解決のヒント

Givery Communicationsのコンサルティング実績より、LINE@を活用した施策の事例を集めました。
各社の成功事例から顧客とのコミュニケーション構築に関する課題解決のヒントをご提供いたします。
《事例掲載企業》
  • クーポン施策による来店促進施策
  • リッチメニューを活用したクリック率の上昇&ブロック率削減施策
  • 1to1トークを活用した写真査定事例
  • キーワード応答の活用事例
  • アプリ事前登録における限定アイテム配布の事例 など
ダウンロード
クライアントインタビュー